CentOS7になって変わっている点についていくつかまとめました。
これからCentOS7を触ってみる、という方は参考にしていただければと思います。
■1. yum標準リポジトリの変更
1-1. Apacheのデフォルトバージョンが2.2.系から2.4系に変更された
2014/12/02時点では、2.4.6がインストール可能でした。
これまで、Apache2.4系をインストールする場合はソースからコンパイルする必要がありました。
CentOS7以降はyumでインストールできるので便利になりましたね。
1-2. MySQLに代わり、MariaDBが標準のパッケージとして採用された
標準リポジトリからMySQLが消えました。そのため、yumでMySQLをインストールする場合はMySQL公式のyumリポジトリを導入するか、ソースからのコンパイルをするかの2択となってしまいました。
1-3. PHPのデフォルトバージョンが5.4系に変更された
2014/12/02時点では、PHP5.4.16 となっていました。
■2. サービス管理にsystemdが採用された
現状は旧来のSysVのコマンド(/etc/init.dや、service)でもサービスの設定が可能ですが、
一部のプログラムではすでにSysV系のコマンドでは管理できなくなっているようです。
■3.ファイアウォール機能に firewalld が採用された
個人的に気になる点は、基本的なサービスについてデフォルトの設定が用意されている点です。
実際に運用してみての所感などは後日記事としてあげていこうと思います。